JCNAの歩み
JCNAは、日本におけるカトリック看護関係者の集まりとして、各地域で、カトリック職業倫理をめぐる看護上の諸問題を討議する会などを開催し、自主活動をしていました。1956年、ローマ教皇庁からの日本におけるカトリック看護婦に「修道者と信徒による全国的な組織の設立と、国際カトリック看護協会(ICCN)に加入し、会議への参加」の要請があり、これに応えて、当時社会福祉委員会を担当しておられた横浜教区長の荒井勝三郎司教が、これの推進にあたられました。
1957年5月3日付けで、司教団の許可を受け、「日本カトリック看護協会(JCNA)」として、発足し初代会長に井深八重氏が就任しました。
1958年10月21日 国際カトリック看護協会(ICCN)に加入。
1959年7月25日・26日 第1回全国大会を大阪にて開催 テーマ「カトリックナースの生活・諸問題」
1967年 本会創立10周年記念大会を東京にて開催 テーマ「生命に働きかける看護」
1977年 第2代会長に 藤門政子氏 就任
1980年 第1回JCNA研修会を京都にて開催 テーマ「日本人のこころ」
1981年 第3代会長に 水野しづ氏 就任
1993年 第6回国際カトリック医療従事者協議会(CICIAMS)アジア地区大会を名古屋にて開催
テーマ「看護における人間の尊厳〜人間を見失わない医療と看護の実践」
17か国から450名の会員が集合。
1997年 本会創立40周年記念全国大会を札幌にて開催 テーマ「みことばを聴くナース」
2001年 日本カトリック司教協議会から公認団体として承認された。
2005年 第4代会長に 薄島和子氏 就任
2011年 第5代会長に 城 麗子氏 就任
2014年 第6代会長に 西村晶子氏 就任
2017年 本会創立60周年記念・井深八重生誕120年記念全国大会を横浜教区御殿場にて開催
第7代会長に 山口郁乃氏 就任
2023年 第8代会長に 清水 裕子氏 就任