JCNAとは
概 略
カトリックの精神に基づいたケアをめざす保健師、助産師、看護師、介護福祉士その他医療従事者によって組織されるカトリック看護職能団体。(準会員は、学生および希望する高齢・療養中の会員)
カトリック中央協議会公認。
日本カトリック医師会、カトリック医療施設協会と共に カトリック医療3団体を構成。
国際カトリック看護師・医療ソーシャルアシスタント協会(略称 CICIAMS)のメンバー。
CICIAMS:(仏)Comité International Catholique des Infirmières et Assistantes Médico-Sociales
(西)Comite Catolico Internacional de Enfermerasy Asistentes Medico-Sociales
(英)International Catholic Committee of Nurses and Medico-Social Assistants
目 的
会員の霊的な成長
専門職業人としての相互研鑽、親睦
人々との協働と社会への貢献
カトリック看護師とは
1.カトリック看護師は司教や司祭と協力して「キリスト教の精神性と技術的専門知識を高め、その成果は患者にキリストをもたらすこと」であり、「患者の身体に健康をもたらすだけでなく、最も重要なのは、魂に命を吹き込むことである」(1935年第2回CICIAMS世界総会でのピオ11世による)。
2.カトリック看護師は、上記のために「毎日の聖書朗読、毎週の聖体拝領、ロザリオ、断食、告解」などを含む「福音的生活」「宣教的生活」が大切であり、それをもって『愛』を人生の一部とする「慈善と奉仕」を行うことである(1998年当時のラッツィンガー枢機卿(後のベネディクト16世教皇)の説明による)。
規 約
運 営
【会員】
会員の種別は次のとおりである。
・正会員
・準会員(学生会員、高齢療養中の準会員を希望する会員はここに含まれる)
・個人会員:アクセスや個人的な事情で支部に所属が困難な状況にあるカトリック看護師
【会費】
会員から納入される会費で運営される。
現在 本部会費 4,000円
支部会費 3,000〜4,000円
会計年度は4月から翌年3月である。
会費は予算編成上1月末に次年度分を納入する。(JCNA規約2022年改正 参照)
本部会費4,000円の主な使途は、中央協議会(公認団体)会費、CICIAMS本部会費($420)・世界総会参加費、医療3団体連絡協議会会費・役員会参加費、全国大会支援費、全国総会開催費などである。
JCNAの歩み
1957年5月3日 | 「日本カトリック看護協会(JCNA)」発足 |
1958年 | 国際カトリック看護協会(ICCN)に加入 |
1959年7月 | 第1回全国大会を大阪にて開催 |
1993年 | 第6回国際カトリック医療従事者協議会(CICIAMS)アジア地区大会を名古屋にて開催 |
2001年 | 日本カトリック司教協議会から公認団体として承認された |
2017年 | 本会創立60周年記念・井深八重生誕120年記念全国大会を横浜教区御殿場にて開催 |
・JCNAの歩みについての詳細はこちら
歴代会長
初代 井深八重 1959-1978
二代 藤門政子 1978-1980
三代 水野しづ 1980-2005
四代 薄島和子 2005-2011
五代 城 麗子 2011-2014
六代 西村晶子 2014-2017
七代 山口郁乃 2017-2023
八代 清水裕子 2023-
JCNA会歌
1.神の御声の御召しと看取りの友ら集い来ぬ
み教えの法 胸深く
やむ友人に仕えなん
2.力は小さく弱くとも
希望の光掲げ持ち
心ひとつに手を結び
愛の御業に励まなん
3.すがしく広き大空の
結ぶ世界の果てに病む
声に応えて主によりて
御母の助け祈りつつ 祈りつつ
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