国際CICIAMS
本部
日本カトリック看護協会は、「国際カトリック看護師・医療ソーシャルアシスタント協会のアジア地区」に属しています。本部はバチカンにあり、正式名称は次の通りです。
CICIAMS:(仏)Comité International Catholique des Infirmières et Assistantes Médico-Sociales
(西)Comite Catolico Internacional de Enfermerasy Asistentes Medico-Sociales
(英)International Catholic Committee of Nurses and Medico-Social Assistants
現在の会長は、エスティワニ王国、ローズマリー・コーシ・ムテスワ博士,MPH,PhD,RNである。
CICIAMSのホームページはこちら⇒HP
設立
1928年 仏圏6か国会議で国際専門職協会設立が決定1933年 カトリック看護協会国際研究委員会が設立
1959年 日本カトリック看護協会創立2年目に加入
倫理綱領
カトリック看護師の倫理綱領(CICIAMS倫理ガイドライン)(日本語版) [pdf]世界総会
世界総会は、4年ごとの世界大会と隔年開催の地域会議において開催されます。1000名以下の会員を有する国の会長は、議決権1票を保有します。
2022年ペンシルベニアにおける世界総会において、JCNA札幌支部顧問司祭/天使大学講師/メリノール会管区長のFr.ケン・スレイマン師が世界総会顧問に就任され、フランシスコ教皇から任命状を授与されました。
2024年8月6日、アフリカ地域会議ケニア国ナイロビにおいて、世界会長、地域会長などの改選が行われる予定です。
世界大会
回次 | 開催年 | 開催国 | 開催地 | 備考 |
第1回 | 1933年 | フランス | ルルド | |
第2回 | 1935年 | イタリア | ローマ | |
第3回 | 1937年 | イギリス | ロンドン | |
第4回 | 1950年 | イタリア | ローマ(名称変更) | |
第5回 | 1954年 | カナダ | ケベック | |
第6回 | 1958年 | ベルギー | ブリュッセル | |
第7回 | 1962年 | アルゼンチン | ブエノスアイレス | |
第8回 | 1966年 | イギリス | ブリストル | |
第9回 | 1970年 | フィリピン | マニラ | |
第10回 | 1974年 | イタリア | ローマ | |
第11回 | 1978年 | コートジボワール | アビジャン | |
第12回 | 1982年 | オーストラリア | メルボルン | |
第13回 | 1986年 | ポルトガル | リスボン | |
第14回 | 1990年 | アメリカ | ニューヨーク | 34か国540名、日本12名参加 |
第15回 | 1994年 | ベルギー | ||
第16回 | 1998年 | 台湾 | ||
第17回 | 2002年 | インド | バンガロール | |
第18回 | 2009年 | メキシコ | モントレー | |
第19回 | 2014年 | アイルランド | ダブリン | 城会長、Sr.澤副会長出席 |
第20回 | 2018年 | マレーシア | クチン | 山口会長・Fr.ケン・スレイマン師発表 |
第21回 | 2022年 | アメリカ | ペンシルベニア | Fr.ケン・スレイマン師世界総会顧問に選任 |
第22回 | 2026年 | タイ |
2023年度ニューズレター
Spring
〇会長挨拶:2023年8月1日に米国ペンシルベニア州で開催されたCICIAMS総会で、加盟協会の会長または代表者は、Fr.ケネス・G・スレイマン師に国際総会補佐役を務めるよう要請することを全会一致で可決した。 日本のメリノール宣教師のスレイマン神父は、北海道札幌市東区の天使大学で倫理、英語、キリスト教の基礎を教えている。( JCNA札幌支部顧問司祭)〇CICIAMS Executive Board Meetingが、2023年2月18日〜19日にイタリアのローマで開催された。
〇2024年8月5日〜9日にケニアのナイロビで、理事会、世界総会、アフリカ地域会議開催日程が決定した。開催場所は、Kenya School of Money Studiesである。 総会では、会長、地域会長、国連代表などが選任される。
〇その他
Summer
〇会長挨拶:2023年5月12日、Nurses with Global Impact, Inc.とCICIAMSが主催した、米国ニューヨークの国連での国際看護の日の祝賀会に、CICIAMSを代表して私たちの一部が参加し、CICIAMS会員協会の受賞者4名が、世界の4つの地域で行っている名誉ある活動に対して賞を受賞した。 また、ロバート枢機卿・サラ(2022):霊的生活のカテキズム, 第8章;十字架の謎, EWTN出版, pp272を紹介した。〇2023年4月12日、国連の人口開発委員会において、CICIAMSからパトリシア・セイヤーズ博士,DNP,RNの発表が行われた。
〇2024年8月のアフリカ地域会議スケジュールの告知
〇各国のカトリック看護協会の活動報告
地域会議
1971年 アジア地域会議:インド(ポンペイ)1976年 アジア地域会議:マレーシア(クアラルンプール)
1981年 アジア地域会議:フィリピン(マニラ)
1985年 アジア地域会議:シンガポール
1989年 アジア地域会議:香港島
1993年 アジア地域会議:日本(名古屋、水野しづ大会長)
1997年 アジア地域会議:タイ(バンコク)(日本から司祭4名、会員20名が参加。Sr.澤副会長の講演「日本の医療の現状と今後の方向性」)
2001年 アジア地域会議:韓国(ソウル)(日本から46名参加。講演:三重県立看護大学 山幡信子氏「老年看護」、副会長Sr.澤「寺本松野〜死の看護から」)
2005年 アジア地域会議:香港島(日本から10名参加。テーマ「CICIAMSにおいて看護師・助産師の今日的意義について考える」)
2007年8月 マレーシアカトリック看護協会60周年記念式典(Sr.澤副会長出席)
2010年 アジア地域会議:シンガポール
2012年 アフリカ地域会議:ザンビア(城会長発表、Sr.澤副会長出席)
2016年 アフリカ地域会議:スワジランド(現エスティワニ)
アジア地区メンバー国
CICIAMSアジア地区は10か国のカトリック看護協会で構成されています。1.Japan
2.Bangladesh
3. Hong Kong
4. India
5. Korea
6. Malaysia(現在アジア地区会長)
7. Pakistan
8. Singapore
9. Thailand
10.Taiwan